平成26年3月27日に警察庁から「平成25年中のサイバー犯罪の検挙状況等について」が発表されました。平成25年中のサイバー犯罪の検挙件数は8,113件(前年比+779件、+10.6%)となり、過去最高を記録したとのことです。
子どもたちと関わりのあるところでは、「児童ポルノ」が1,124件(前年比+39件、+3.6%)、「青少年保護育成条例違反」が690件(前年比+170件、+32.7%)、「児童買春」が492件(前年比+57件、+13.1%)で、いずれも過去最高となっています。
インターネットは実際の町と同様に、不特定多数の人々と町や国の境を越えて関わり合いを持つ場所です。子どもを食い物しようとするユーザーは、巧妙な手口で罠を仕掛けており、無防備な子供たちは、まんまとその餌食となっています。「うちの子にかぎって」と考えずに、家庭でのルール作りなど、必要な手立てを講じていきたいと思います。